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無駄を楽しむ

『美のツボ』
この記事を読んでいる方…。まあBLOGに直接来られている方は縁が無い方も居るかもしれませんが、車をイジっている方は見た事があるかもしれません。
エキゾーストマニホールド…通称『エキマニ』

純正のエキマニのデザインを楽しむツボ…

『イカマニ』
我々K11マーチ乗りから見るとマーチ純正のエキマニがまさにイカマニ…
M1_2
エキマニの本来の性能的としては賛?否両論ありますが、価格帯で勝負のマーチクラスの車に搭載するための製造コストの低さが素晴しい。まさに必要最低限。

このイカマニと呼ばれるエキマニをコスト削減の鬼才、トヨタが作るとどうなるか…
M1_1
トヨタの誇る低コスト車両群の中でスターレットの後継車種『ヴィッツ』のエキマニ。
このパイプ形状のエキマニが素晴しい。性能を損なわない極限の細さまで細いパイプを使ったデザイン。
一般的にこの形状は『蛸足』と呼ばれるが、微妙に不等長で性能が向上もあまり期待できないこのエキマニは『イカマニ』に分類するべきだろう。ヒョロ!っと伸びた配管はイカの中でも『スルメイカ』さえ連想させる美しさがある。

同じ低コスト車両の中にも高級な『蛸足』を採用してハイパワーを『売り』にしているものもある。
M1_3
マイナー前のZ10キューブに採用されていた蛸足…通称『αマニ』
現行のK12マーチにも蛸足を採用したグレードもあるが、この蛸足はフジツボ社製なので今回は除外。
このαマニはかなり等長を意識していて素晴しいのだが、コストがかさんでいる点が気になる。このマニを楽しむポイントは『無理やり』感。狭く限られたスペースにある程度の性能向上を狙ったパーツを無理やり押し込む…。この一点です。

エキマニのデザインを楽しむ…。これは純正エキマニの製造コスト・必要最低限・理想と現実の狭間の葛藤に思いを巡らせて眺める。そこには『性能』や『ブランド』の入り込む余地は無い。
使い込まれた赤錆の浮いたエキマニに、その当時の時代背景や自動車メーカーの状態などを想像して楽しむ…

そして今日のこの1枚。
M2_1
ダイハツの大ヒット車『MOVE』
このエキマニです。
エキマニと言う枠を超えて触媒と一体になったこの形状。不等長のまま直接触媒に放り込まれるエキマニ。
この一見『投げやり』なデザインこそが圧倒的な人気を誇ったMOVEを内面から支えた究極の美。

ではまた。

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